学園と青春
1998年の『GTO』、2002年の『ごくせん』、2005年の『ドラゴン桜』。この帯の代表作を並べると、ひとつの共通点が出てきます——三つとも、原作はマンガです。
前の世代の教師もの(→教師もの)がオリジナル脚本で社会問題を持ち込んだのに対して、この世代は少年誌や青年誌で当たった物語をテレビに移しました。型破りな教師が生徒を救う、という形は、まずマンガのなかで磨かれていたわけです。
数字も出ています。『GTO』は平均28.5%、最終回35.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯)。マンガ原作のドラマ化が日本の連続ドラマの主流になっていく流れは、ここではっきり見えます。日本の脚本家が「原作ものは究極の二次創作」と言うようになる(→脚本家の時代)その土壌も、この帯にあります。